誰かに傷つけられたとき、
陥れられたり、
騙されたとき、
人の行為によって心が苦しいとき、
やり返す、報復、復讐ということはしません。
その人物、事柄に恨みを持つと自分の体が心身ともに蝕まれてくるからです。
恨みを持つということは実はかなりのエネルギーを消耗します。
恨みの念はときに人生を壊せるほどのエネルギーを持っています。
相手に対しての重たい破壊破滅のエネルギーは、保持している自分自身の生命力のエネルギーも消耗することになります。
自分がここまで気持ちでしたのに
利用された、
裏切られた、
傷つけられた、
心のない言葉を言われた。
結果、報われなかった。
色々な感情が起きます。
しかし、全ては因果応報。
後々本人の身に、もしくはその子孫に必ず返ってきます。それも何倍にもなって。
人を騙しておきながら、傷つけておきながら
人生がうまくいくことはまずありません。
メッキは剥がれます。ずっと順調なんてことはあり得ません。
今はそう見えているだけです。
ただただその人物、事柄を忘れるだけです。
苦しくて、辛くて、忘れられないとしても忘れるしかありません。
それには時間が解決してくれます。
あえて苦しみ、怒りを忘れたくないとずっと覚えていようという人もいると思いますが、
囚われる時間が長くなるだけです。
そして日々繰り返し負の気持ち、エネルギーが強くなるばかりです。
本当に苦しくて夢にまで見て、
トラウマでPTSDのような状態に陥ったとしても自らを癒すことに専念して、
手を自分で下してはいけません。
全てまた自分に返ってきてしまいます。
人を騙し、徳を失った人物を脇目に、
感謝と謙虚さを忘れず静かに徳を積み、着実に自分の人生を進めていくだけです。
人生に無駄なことはありません。
悲しい出来事、辛い出来事は
気づきのタイミングでもあります。
同じようなことをおこさないと、
自分を振り返るきっかけです。
悪しき人間関係を断ち、
心の善い人と関わりましょう。
「逆境に耐える」
苦しくとも努力を重ね、
必ず報われる日が訪れます。
