こんにちは、美家 衣佐です。
タイトルの話。
私は子供の頃から無邪気でした。
何をやっても楽しくて、世界の全てが面白くて好奇心旺盛な子供でした。
だいぶ落ち着いてきましたが、今でもワクワクしたり、
楽しいなと思いながら興味のあることを探したり、集中したりします。
子供っぽい、無邪気と言えば無邪気。
でも私は小さい頃から、早く大人になりたいと思って生きてきました。
「早く大人になりたい」
その願望の理由は、
「色んな場所に1人で行くことが出来て、その先々で人と出会い、
人生に必要不可欠な感動するものにたくさん出会える」
そして、
「経験や知識を積み、色んな人の気持ちや、色んな物事の道理などが理解できる」
と思っていたからです。
相手のことや、周囲の環境、社会全体の仕組み、私達を突き動かす力について分からないと、
私達の生きている世界はどんどんどんどん小さくなる。
人によって広い世界と、狭い世界で生きているその感覚そのものが違ってくるからです。
狭い視野、狭い価値観、狭い世界観では息苦しくなってしまう。
鳥が自由に羽ばたくように、
私達は様々な人の価値観、生き方、考え方を自分自身のためにも知っておく必要がある。
その様々な価値観の中を翼で、自由に飛び交うように。
本当の自由を手に入れるため、
それぞれ異なるバックグラウンドも持つ人、国籍関係なく意見を交わし、
自ら体感し、ときには相手を受容し、自分も自立をしながらときに相手の自立を促し、
その全てを経験すると自分の中に新しい視野を手に入れる。
その過程が大人になる過程で、
自分と同じような属性の人、自分と同じような考え方の人、同じような習慣では成長がない。
”変わりたくない”と否定ではない違う意見や価値観に過剰に怯え、反応し、
より一層過剰に自分の身を守り防御をするのでなく。
いくら意識の部分で変化に抵抗しても、
無意識の部分で人は”成長したい””変化したい”と望むものです。
ごく少数の意識に対して、大部分を占める無意識には逆らえません。
どんなに成長、変化に抵抗しても
自分の概念を覆す出来事、成長を促す出来事をどんどん引き寄せてしまいます。
状況的により一層激しくなって。
成長すること、変化することを素直に受け入れること。
そうでないと最後まで出口の見えない生き方をすることになりますよ。