勉強は必要不可欠

たまに相談で、

 

大学を卒業した方がいいかという質問がきます。

 

大学在学中で、他にやりたいことがあるから大学を辞めたい

 

大学の友達が合わないから辞めたい

 

そもそも大学に行く必要性を感じない

 

他にも色んな場合がありますが、

まず大学は一度入ったら卒業することに越したことはないし、もし入った後嫌なら他の大学に編入すればいい。

 

大学を途中でやめたいという学生さんが多いのですが、中退はやめた方がいいです。

 

中退というのは、自分自身の潜在意識にも深く影響を与え、「途中でやめた」ということを後々「挫折」として引きずるケースが多いからです。その後何も気にせず新しいこと、やりたいことを出来るのならそれでもいいのですが、後々後悔する人が多い。

 

今日は少し学歴について話したいと思います。

 

元々私は学歴について全く関係ないという考え方でした。

 

その人次第。

 

中卒、高卒、専門卒、大卒、大学院卒なにも変わらないという考え。

 

その人にやりたいことがある。

それだけで素晴らしいじゃないかという考え。

 

今は半分半分です。

そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。

なんとも歯切れの悪いことを言いましたね。

 

というのも、セッションをしていく内に色々考え方が変わってきたからです。

 

まず圧倒的に話しているときの理解度。

 

これはどれだけ噛み砕いて、分かりやすく説明をしても国語力、読解力があるかないかは出てきます。

 

「この人とはなんだか、話が通じないなぁ」ということが皆さんあると思います。

 

知識や言葉を知ってるかもそうですが、

 

読解力もそうですし、いかに本を読んできたかも影響します。

 

そして職業や年収の大半が学歴で左右される社会ということ。

 

高卒と四大卒で初任給から違います。

 

また、大半の方が最終学歴で培った経験と人脈がその後の人生、社会人になってからの自分自身に強く影響するということです。

 

就職活動も主に最終学歴の時期でしますので、多くの方はそのとき培った経験や自分の能力を最大限にアピールする結果でしょう。

 

そのときの自分のレベルの最大限の結果の会社に行き、転職をする際も基本的にその前の会社を就業経験のベースとして転職します。

 

人脈も最終学歴のときの友達がその後の人生の付き合いとして比較的長く続く傾向にあります。(サークルや部活、その当時のバイト先など)

 

世の中には、学歴関係なく大きな成功を収めている方がいます。

 

そういう人達は他の人と違った才能があったり、普通の人の何倍、何十倍も努力をします。大半の人は社会人になって仕事をしながら、あるいは大きな決断をして再起をかけることはそう簡単なことではありません。

 

最終学歴がそのままの人生に大きく影響すると言っても過言ではありません。

 

ただ、一番大事なことは学歴ではなく、

勉強をするということです。

 

学問に近い勉強、

 

学校での勉強、数学、生物、日本史、古文、、、それぞれの科目、

 

そして大学などの専門的分野の学問。

 

読書。ノンフィクション。世界情勢や歴史、見聞を広げる本。

 

また自分自身の仕事においての課題、降りかかる難問を考えていくこと。

 

資格取得やステップアップの為の勉強。

 

要は思考です。

難しいことをどんどん解いていくこと。

 

イメージ的に脳のシワをどんどん増やして濃くしていくような。

 

苦手だな、嫌だなと思うことにチャレンジすることで勇気と忍耐力がつきます。

 

そして難しいことを解けた後の思考力、経験は心を豊かにもします。

 

安直な考えを止め、深くまで物事を見極める力が養い、情緒の不安定さを平静に保つことも出来るようになります。

 

物事を正しくみることが出来る力。

幸せになるにはこれが必ず必要になります。

 

勉強をたくさんすること。

苦手な問題を逃げずにやること。

勉強する習慣を身につけること。

 

学校に行くことが出来て必然的に勉強をする機会があることはこの上ない幸せだと思います。

 

仮に大学に行くお金がないとしても色んな奨学金がありますし、その返済も今はとても安く返していくことが出来ます。

 

本を読むだけでもいいです。

知識は身を助けます。

 

表層の浅い部分だけではなく、物事を深くみる力。

 

常に勉強をすることは大切です。