物事が思い通りにいかないことを学ぶ

こんにちは、美家 衣佐です。

 

 タイトルのお話。

 

なかなか思うように物事が進まないとき。

 

また自分は上手くいっていたとしても、

相手ありきの場合、相手が思うように動いてくれない、

関係がなかなか進めることが出来ないことから、イライラしてしまう場合。

 

 

ただ、自分自身の中で「諦め」を知っている方は

強い怒りのエネルギーを帯びることはありません。

 

「こうなってほしい」「こうなりたい」

物事を推し進めたい、どんどん前に進みたい、自分のイメージとかけ離れた現実、やきもきする思い、モヤモヤ、葛藤。

 

その方自体のエネルギーが元々強い方は、

そのまま物事を無理矢理推し進めることができます。

 

エネルギーが弱い方は、

「待った!」という出来事が入ったり、物事が一旦保留になる場合があります。

 

では、エネルギーが強い方がいいのか?というと、

そうではありません。

 

エネルギーが弱い、繊細な人は、

その都度その都度、危険を察知したり、

「要確認」「要検討」のタイミングが入るので大きな失敗はありません。

 

逆にエネルギーが強い人、大きい人は、

周りを圧倒させるエネルギーも持つため、誰にも有無を言わさず

物事を進めることが出来る反面、

「危ないよ!」と心から反対してくれる人達を排除し、

周りにはイエスマンしか置かない。

状況を冷静に判断できない、周囲の状況を汲み取らないことから、

どんどん堕ちるところまで堕ちて、破滅の一途をたどることがあります。

 

「これも仕方がない」「今のこの現実を受け止めよう」

という、「諦め」をせずに、

無理に物事を推し進めるとどんどん悪い方向に行ってしまいます。

 

鍵がない状態で力任せでドアを開けようとしても、

そもそも開かない、もしくはドアノブが壊れるか、無理矢理扉を壊して開けたとしても、

通常の「ドアが開いた」という状況にはなりません。

 

鍵を探し直すか、他に鍵を持っている人を待つか、プロの助けを呼ぶか。

一度冷静になれば、意外とポケットの中に鍵があったりして。

 

たまたま時代が良かったから。

たまたま大金を手にしたから。

たまたまラッキーが続いたから。

 

誰の言うことも聞かずどんどん加速して、

人生を破滅にした人をみてきたからこそ、

ペースダウンなり、一度ストップなり、自分自身を振り返る。

 

そのときは「諦める」ことが結果、良い方向に進む場合が多いにあります。

 

その夢を一生諦めるのではなくて、来るべきタイミングで動くこと。

 

状況を冷静に判断しないと成功は掴めないし、波乱になるだけです。

 

継続する幸福なのか、泡のように消える束の間の幸せなのか。

 

物事が進まない理由を探る。

そして何より、自分の欲求はコントロールしましょう。