想像力を働かせる

こんにちは、美家 衣佐です。

 

人間関係を構築するには、想像力を働かせることが大切です。

 

自分自身のトラウマや、心の傷、ネガティブな感情や本当の気持ちに蓋をしていたり、

プライドが高く、自分の欠点や間違った思考を改めない人は特に注意です。

 

 

自分の気持ちばかりにフォーカスしすぎて被害者の気持ちは一切考えられない、

反社会性パーソナリティ障害や愛情人格障害など。

 

例えて言うと、

喉から手が出るほど欲しい、欲しくて欲しくてたまらない。

→渇望

よって、考え(理性)より先に手が出てしまう(行動)

→常識を逸脱した、行き過ぎた行為が発生する。

 

この渇望や、常識を逸脱した行き過ぎた行為について、

この感情や思考をさも綺麗事のように肯定しないでいただきたいものです。

 

一歩間違えると人格障害

一歩間違えるとルール違反や犯罪行為になりうるからです。

 

痴漢の常習犯が、被害者の気持ちは全く分からないけど、

自分が起こした行動を同じように自分の妻や娘がされていたらという問いについては、

「ただでは済まさない」と暴力的な発言で答えるのはよくある話です。

 

その感覚があるのなら、では何故そうなるか。

 

被害者の気持ちを考えると申し訳なさすぎて、その行為が行えなくなるからです。

そこで目的の為に考えをストップさせる。思考を止める。想像をしない。

もしくは、都合良く解釈する。

 

 

痴漢の加害者は日頃から仕事がよく出来て、社会性のある優しい父親であったりする。

 

仕事がよく出来て、社会性のある優しい父親というのも、

本人にとってのカモフラージュなのかもしれませんね。

 

バレないように、良い人間、良い親、良い社会人として生きているのでしょうね。

 

バレないようにあえて良い人を演じることは、

大なり小なり、「自分さえ良かったらそれでいい」という考えの人によくある行動です。

 

精神的にプライドが高く、自身の弱さや内面と向き合わず、

外側の装備だけ立派にした人に多い傾向。

 

「これでいいんだ」と突き進む行為。

 

行動は衝動的に発生する、結果です。

 

では、その前の渇望は?

 

渇望の根源は?

 

愛情からくる渇望なら、親子関係を見直したり、心のトラウマを癒したり、

自分だけでは難しい場合はカウンセリングなどを受けるべきです。

 

また、大切なのは、想像力を働かせること。

想像力を持って、行動すること。

思考を停止させないこと。気付かないふりをしないこと。

また、都合の良い解釈も止めることです。

「自分は悪くない」「許してくれるよね」「嫌がってないよね」

「この人も普段から勝手にやってるよね」「自業自得だ」など。

 

想像力を働かせれば、自ずと理性が働いて抑止になります。

 

欲望のまま突き進めば、

結果的に自分が苦しみ、周りも苦しみ、何年も抜けられない苦しみになります。

 

憧れと欲望は違うし、目標達成と欲望達成は違う。

自分の欲望のために周りを傷付けて、「これでいいんだ」と突き進むのは間違いです。

 

反社会性で生きないように。

 

本当の意味で自分を大切にしましょう。